肝臓とダイエットの関係とは?脂肪肝の症状や診断・予防法は?
2019/05/26
こんばんは。
10月12日(水)放送のためしてガッテン!は、
ダイエットと肝臓についての特集のようですね!
実は私、以前に肝炎になったことがあり、
肝臓についての話題には敏感なんです(・Д・)ノ
今はすっかり良くなったのですが、
当時は本当にツラくて、ツラくて…
肝臓の大切さを身を以て知ることができました。
もう、あんなことにはならないように、
ためしてガッテンの予習をしておこうと思います!
→放送内容をまとめてみました。
よろしければこちらもご覧ください!
もくじ
肝臓の働きとは?
■肝臓はどこにある?
肝臓は、横隔膜(肺の下)のすぐ下、
胃の右隣にあります。
右上腹部のほとんどを占めていて、
からだの中で最大の臓器です!
重さは約1キロ!
■代謝
食事から得られる栄養(糖・たんぱく質・脂肪)を体内で使える形にする。
必要な時にエネルギーとして供給するためにためておく。
■解毒
アルコールや薬など、体にとって有害な物質を分解する。
■胆汁の生成・分泌
胆汁は、脂肪の消化吸収を助ける消化液。
ダイエットが肝臓に与える影響は?
*「低栄養性脂肪肝」
”脂肪肝”というと、食べ過ぎ・飲み過ぎが原因で、
太っている人がかかる病気というイメージですが、
極端な食事制限や糖質を制限するダイエットが原因で、
見た目に痩せている人でも、
「低栄養性脂肪肝」にかかることがあるそうです。
■原因は?
「炭水化物ダイエット」は危険です。
炭水化物を抜く=糖質を制限すると、
ご存知のように、体は順調に痩せます。
有名なダイエット法ですよね。
しかし!
体の中では『栄養が足りない!!!』
と、大騒ぎになるわけです(・Д・)ノ
そこで!
体の飢餓状態(エネルギー不足)に備えるために、
肝臓は一生懸命、脂肪を蓄えてしまうのです。
これが”低栄養性脂肪肝”です。
脂肪肝とは?
脂肪肝は、肝臓に脂肪がついた状態のことで、
内臓病の一種です。
しかも!
肝臓が溜め込もうとする脂肪は中性脂肪というもので、
生活習慣病の原因にもなる悪い脂肪です…
中性脂肪が肝臓に蓄積されると、
肝硬変や肝臓ガンのリスクを高めます。
症状や診断法は?
もともと肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて、
異常があっても症状が出ません。
症状が出た頃には、手遅れということも少なくないようです。
それが肝臓の病気の恐ろしいとことです。
しかし、肝臓が不調な時には、
このような症状が現れます。
*微熱
*だるい
*食欲が落ちる
*肩が凝る(特に右側)
*集中力が落ちる
…など
私も肝炎にかかってしまった時、
「風邪かな?」と思って、
しばらくは病院には行きませんでした(;_;)
なかなか治らないので、
病院に行ったところ、
肝臓の病気が発覚しました。
では、どのように診断されるのでしょうか?
脂肪肝の診断方法は?
■血液検査
血液検査で、肝臓に関する値がいろいろと出てくるのですが、
<TG(トリグリセリド)>という項目に注目です!
これは、「中性脂肪」という意味です。
脂肪肝の診断には、欠かせない数値です!
ちなみに正常値は30-149mg/dLです。
■エコーでの検査
血液検査でTGが高くさらに肝機能にも異常が見られる場合、
脂肪肝かどうかを診断するのに、
腹部超音波検査や腹部CT検査を受けます。
■肝臓の細胞を採取
これは最終段階ですが、
針を指して肝臓の細胞を少し採取し、
顕微鏡で肝細胞を直接調べる検査です。
ここまでやるのは、重症の場合です。
予防法はある?
とにかく肝臓を大切にしなければ!
肝臓に良いことは何でしょう?
*運動:ウォーキング(早歩き)
*食事:野菜、果物、コーヒーなど抗酸化成分を含むもの
*生活:ストレスをためない、充分な睡眠をとる
肝臓に限らず、健康のために必要なことですね。
あとは、肝臓を温めるのも良いって聞いたことがあります!
最後に…
重要な働きをしてくれている肝臓は、
大切にしなければなりません!!!
ほんと、健気に限界まで頑張ってしまう臓器なので、
自分自身で意識して労わってあげる必要がありますね。
基本的には、強い臓器なので、
そこまで心配はいらないと思いますが、
こういう機会に血液検査を受けてみるのも
いいと思います!
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