ナラ食い虫の正式名称は?生息確認法や対策についても!
こんにちは^^
最近晴れた日が続いて嬉しいです♪
今住んでいるとことに、結構広めの庭が付いているのですが(住人共用スペース)、
そこの草たちが生い茂ってきたので、この晴れた休日には草むしりでもやらないとダメかなぁなんて思っています。
夏ほどではないですが、ちょっと目を離すとぐんぐん成長してしまいますもんね(・Д・)ノ恐るべし、雑草魂(・Д・)ノ
そして、気になる言葉を聞きました。
先日長野で大きな木が倒木して女性が被害にあったという悲しい事故がありましたが、
その原因が「ナラ食い虫」という虫ではないか?という考えがあるようです。
この「ナラ食い虫」って言葉が気になりました。
本当にそんな名前の虫がいるのか???
そして、あんな大木が虫に食われて倒れてしまうのか???
え、うちの庭にはいないよね???
なんて気になったので、調べてみましたー!
でも、虫は嫌いなので画像は載せません!!!
もくじ
ナラ食い虫とは?
■正式名称:カシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)
コウチュウ目・ナガキクイムシ科の昆虫である。広葉樹に被害を与える害虫である。成虫の体長は5mm程度の円筒状であり、大径木の内部に穿孔して棲息する。穿孔された樹木は急速に衰える。夏場でも葉が真っ赤に枯れることから、景観上の問題となることもある。
(引用:wikipediaより)
やっぱり「ナラ食い虫」というようなキャッチーな名前じゃないですよね。笑
でも、正式名称でも木を食べる虫ということですね。
そして5mmの体長の虫が木に住み着いて、その木が枯れてしまうとは驚きです!
一匹だけのチカラではなくて、大量発生して木に害を与えるようです。
気持ち悪いし、怖い。。。
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生息の確認法は?対策は?
大きな広葉樹を家や地域のシンボルにしているところは多いですよね。
そんなところの木が「ナラ食い虫」にやられて突然倒れたら恐ろしいですよね。
今回は高さ20m、幹の直径1mもの大木がナラ食い虫の被害によって腐り、
風の影響で倒れてしまうほどに弱ってしまっていたそうです…
■生息している場合の特徴
ナラ食い虫が生息するのは、木の内側です。
木の中に入っていくには幹に穴を空けて掘り進んでいく必要があります。
そして、1匹ではなく、大量発生するということから、
木の周りに幹を掘った時の木屑がたまるという現象見られるそうです。
その結果として、夏でも紅葉したように葉っぱが赤くなって枯れてしまうそうです。
今はちょうど紅葉シーズンなので、葉っぱの色では判別しにくいかもしれませんが…
■対策、駆除の方法
被害や木を守りたい程度によっていくつかの方法があるようです。
*数本の被害の場合(初期に発見できた場合)
その木を切り倒して、薬剤を散布する。
または、幹に薬剤を注入して殺虫する。
(ただし、完全には駆除できないとのこと。)
*大掛かりになっても木を守りたい場合(予防)
幹に虫がつかないようにビニールシートやコーティング材で覆う。
これは結構大変そうですね。
でも、幹に入れなければナラ食い虫も諦めるしかないですねw
*手に負えない場合
放置する。
ナラ食い虫は発生すると厄介ですが、森を消滅させるほどの勢いは持っていないようです。
自然の力に任せて放置することも珍しくないようです。
今回の事故があった場所も、ナラ食い虫の発生を知っていて、
駆除などもしたのでしょうけど、結果的に「立ち入り禁止」として
自然回復を待っていたんですよね。。。
最後に…
不思議な名前だなと思って「ナラ食い虫」を調べてみましたが、
最終的には人の手には負えず、自然の力に任せるのが結果的に1番良いということを知り、
自然のパワーとか、バランスってすごいなぁと感じました。
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